お客様からよくお寄せいただくご質問や事例と、その回答や応急処置の方法などをご紹介いたします。
給水口から水が入り過ぎてしまっています。
恐らく、ボールタップまたはボールタップパッキンが劣化しておりますので、点検・交換が必要です。
また、電気湯沸器の場合は、逆止弁の点検・交換も必要になる可能性があります。
湯沸器の中に、水がしっかり入っていない可能性があります。
機種によって原因は変わりますが
・ボールタップの動きが悪く、水が入ってこない
・減圧弁やストレーナーが詰まって、水が入ってこない
・湯沸器一時側の止水栓が閉まっており、水が入ってこない
などが考えられます。
部品原因の場合は、点検・交換が必要です。管轄の営業所までご連絡ください。
※湯沸器そのもの以外の部分(例:止水栓や、止水栓よりも一次側の配管)の不良に関しては、弊社のサポート範囲外になりますのでご了承ください。
こちらのページにてご確認ください。エラーコード一覧をご覧いただけます。
・下向きのパイプからお湯がたくさん流れてしまう場合
水漏れではなく、「オーバーフロー」と呼ばれる現象になります。
「お湯があふれる~」の項目もご確認ください。
・火を点いている時に、バーナー部分に水がポタポタ落ちる場合(ガス湯沸器のみ)
水温が低い状態から、沸き上げる際、水側と炎側との温度差で水が垂れる場合があります。
湯温度が60度を超えた位から、徐々に垂れなくなりますので、高温になった時に水が止まる様でしたら水漏れではございません。
・使っていない時(沸かしていない時、運転していない時)でも、湯沸器底面から水がポタポタ落ちる場合
タンクから水が漏れてしまっている可能性があります。
新品お取替えをご検討ください。
給水時に配管が振動・共鳴し、唸るような振動音が発生する場合があります。
さまざまな要因が重なって発生しますので、原因特定は難しいですが
・給水配管が長い(特にフレキ)
・給水圧が高い、圧変動が大きい
・配管支持が弱い、少ない
などで起こりやすくなります。
配管支持を増やす、減圧弁を設置するなどで改善が見込めます。
その他の異音の場合は、
・機器型式(銘板シールに記載があります)
・音の種類(キュルキュル、ガリガリといった駆動音、ピーという電子音など)
・音の発生場所(蓋のあたり、バーナーのあたりなど)
・音の高低
・音の発生タイミング(お湯を出したとき、火を点けるときなど)
などの情報も併せてご相談ください。
ガス消費量が6.9kW以下の製品に関しては不要です。
ただし、十分な吸気口と換気扇等は必要になります。
7kWを超える製品・FE型については排気筒の接続が必要です。
ST型・N型は、単独排気で建物の上まで排気筒を立ち上げる必要があります。
FE型は、立ち上げる必要はありませんが、単独排気で室外へ出す必要があります。
排気フード・集合ダクトでの対応はできません。
詳しくは、取扱説明書の設置工事編をご覧いただくか、弊社までご連絡ください。
以下の点をポイントにしてご検討ください。
ご相談ごと・ご不明な点などがございましたら、お気軽に弊社までお問い合わせください。
弊社のガス湯沸器は、不完全燃焼防止装置が不要の製品です(貯蔵式ガス湯沸器です)。
「ガス用品の技術上の基準などに関する省令第11条(技術上の基準)別表第3」
マイコン搭載機種の電気湯沸器には、停電補償機能がございます。
通常2週間程でしたら、現在時刻・プログラムタイマーの内容を保持しておりますが、
内部電池の消耗などで、初期化される場合もございます。
設定温度・ご使用時間、曜日(プログラムタイマー)などを控えていたいた方が
より安全かと存じます。
再設定される場合は、取扱説明書をご確認ください。
停電作業後、電源投入時に、突入電流で機器に影響が出る場合がございます。
ご心配の場合はプラグを抜く、途中の遮断器をOFFにする等の対策をお願いいたします。
長期間ご使用にならなかった後、ご使用を再開される際には、
現在時刻やタイマーの設定がリセットされている場合があります。
(事前に、設定温度や、タイマー時間などをお控えください)
また、飲用でお使いいただく場合は、ご使用前にオーバーホールをお勧めいたします。
「先止め式」とは、お湯が出る側にある栓を開閉することによって給湯する方式のことを指します。一方「元止め式」とは、水が入ってくる側にある栓を開閉することによって給湯する方式のことです。
一般に「貯湯式」とは『密閉式の温水器』のことを指し、「貯蔵式」は『開放式の湯沸器』のことを指します。
「貯湯式」には、給水圧程度(80kPa)の給湯圧があるのが大きなメリットです。「貯蔵式」は給湯圧力がないので、給湯配管には注意が必要です。できるだけ曲がり(角)のない配管にしてください。また、通常の混合栓を使用すると上手く混合しませんので、弊社の貯蔵式湯沸器混合水栓「YK」をご使用ください。
なお、「貯蔵式」には、お湯を沸騰させることができるというメリットがあります。
ボイリングとは「沸騰」させることを意味します。
弊社の製品の多くには「ボイリング機能」が付いているため、いつでも良質なお湯を使用することが可能です。
機種によって操作方法が異なります。
製品型式をご確認の上、こちらから取扱説明書をご確認ください