製品紹介
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UPBバーナ
- -用途
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従来のパイロットバーナはほとんどが元混合タイプの燃焼方式をとっています。しかしながら、この燃焼方式は、ガスの燃焼性や空気圧・ガス圧の変動に対して燃焼状態が弱いという欠点を持っています。
このUPバーナは、先混合タイプの燃焼方式をとるもので、その特有のロングフレームが空気圧等の変動に対しても、その時はフレームが短くなるだけで、元混合タイプの代表であるステクタイトバーナのようにフレームが消えてしまったり、点火調整に多大の時間を費やすということがありません。
- -特徴
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1.空気圧・ガス圧の変動に強い。
2.炎が長く伸びる。
3.先混合式なので、逆火の心配がない。
4.低圧ガスでも使用できる。
■構造
内管内にガスが流れ、その外側を燃焼用空気が流れます。ガスの炎を中心に周囲を空気が包むような形で流れている
ので、炎が形成されるプレートから先端の外管は加熱されず、寿命が非常に長くなります。
■使用燃料
製造ガス 15.1~20.9 MJ/Nm3
天然ガス 37.7~46.0 MJ/Nm3
LPG及びLPG-Air 29.3~134.0 MJ/Nm3
使用燃焼、使用空気圧、使用ガス圧によりノズル径が異なります。
■使用温度範囲
バーナ先端部以外の耐熱温度は以下と通りです。
UPF-20・25 400℃以下
UPB-20・25・40 200℃以下
上記以上の場合には高温仕様となります。