バッチ式ガス低温精密熱処理炉
金属製品の調質用の熱処理炉です。


製品導入前の課題について
装置が大きく設置場所を圧迫していた。
老朽化に伴い、熱処理がうまくいかないことがあり作業に影響を与えていました。
製品の製造時の工夫
既設は、バーナー2台を利用していたため燃焼室が大きくなっていましたが、それを一つのバーナーで制御できるように設計いたしました。
導入後の成果
PID制御に変えたことにより温度分布が安定しました。
燃焼室のサイズを抑えることで、炉内寸法を変えずに炉の大きさをコンパクトにでき、
作業スペースの確保も成功しました。
仕様
常用槽内温度:250℃~450℃
制御方式:PIDプログラム制御
安全装置:燃焼空気圧力監視、ハイカット他
温度記録計:打点式付
