この装置はスチールドラム缶の内外面洗浄後の水切り乾燥に使用するものです。
ドラム缶のハゼ差込部に染み込んだ洗浄水をも完全に乾燥する為、熱風吹出しノズルから
高速で熱風を噴射させる衝突噴流加熱方式を採用しております。
衝突噴流方式により、一般の乾燥装置よりも乾燥時間の短縮でき、加熱効率も向上しています。装置上部に熱風発生炉、循環送風機を各2台設置し、入口側と出口側で2ゾーンに分け、
ゾーン別での加熱風量制御、温度制御を可能にしています。
コンベア搬送連続乾燥式でドラム缶は自転して炉内に入り、均等に加熱、乾燥され、自転しながら出口より出て行く構造になっています。
出口側には循環式エアーカーテンが設置されており、熱風の流出と熱損失を抑制しています。
処理能力は360[缶/h]で、一日約3000缶のドラム缶が処理されています。